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GBPの写真の最適な撮り方・枚数・サイズ|業種別ガイド

Googleビジネスプロフィールの写真について、Googleが公式に定める推奨サイズ・形式・枚数と、飲食店・美容室・クリニックなど業種別の撮り方のコツを解説します。

GBPに写真を載せる意味はあるの?

「写真をたくさん載せたら集客に効く」という話をよく耳にしますが、根拠はあるのでしょうか。

Googleは公式ヘルプで、写真について次のように述べています。

“These photos spotlight features of your business that your customers use when deciding to purchase your products or services. Photos you add can also help make your business stand out on Google.”

(出典:Google Business Profile ヘルプ

つまり写真は、お客さんが「行くかどうか」を判断するための材料になるものです。地図アプリを開いたとき、写真が1枚もないお店と、内装・料理・スタッフが伝わる写真が並ぶお店では、どちらをクリックしたくなるかは明らかですよね。

ただし、「写真の枚数が多いとGoogleマップのランキングが上がる」という主張は要注意です。Googleが公式に示しているローカル検索の順位決定要因は「関連性(Relevance)」「距離(Distance)」「知名度(Prominence)」の3つだけです(出典)。写真枚数はランキング要因として明記されていません。「写真でSEO効果」という過大な訴求をしている情報は、鵜呑みにしないようにしましょう。

写真を整える主な目的は、お客さんの来店判断を後押しすることです。

Googleが定める写真の仕様

まず、Googleの公式が定める技術仕様を押さえましょう。ここは業種に関係なく全店舗共通のルールです(出典:Google Business Profile ヘルプ)。

項目仕様
形式JPGまたはPNG
ファイルサイズ10KB〜5MB
推奨解像度縦720px × 横720px
最低解像度縦250px × 横250px
画質の条件ピントが合っていること。適切な明るさがあること。過度な加工・フィルター・AI生成がないこと

スマートフォンで撮影した写真は多くの場合、サイズ面の条件を問題なく満たします。気をつけるべきは「画質の条件」です。

  • 暗い店内をフラッシュなしで撮ったぼやけた写真
  • 明るさを大幅に上げすぎた加工写真
  • AIで生成したイメージ写真

これらはGoogleの審査で非承認になる可能性があります。「現実を正しく伝える」ことが基本方針です。

カバー写真とロゴの扱い

GBPには特別な役割を持つ写真が2種類あります。

カバー写真

プロフィールの上部に表示される、いわば「看板」の役割を果たす写真です。「このカバー写真を設定すれば必ずそこに表示される」という保証はGoogleも明言しておらず、他のユーザー投稿写真が代わりに表示されることもあります。

それでも、高品質なカバー写真を設定しておくことは、お店の第一印象を整える上で意味があります。外観か、店内の一番見栄えのするシーンを選びましょう。

ロゴ写真

Googleマップの検索結果でお店名の横に表示されることがあります。ロゴがある場合は必ず登録しておきましょう。ロゴがない個人店でも、店名のシンプルなテキストロゴを用意しておくと、他のお店との区別がつきやすくなります。

Googleが推奨する写真カテゴリと最低枚数

Googleの公式ヘルプでは、業種ごとに追加すべき写真カテゴリと最低枚数が示されています(出典)。

カテゴリ内容最低枚数
外観写真お店のアプローチ・外観3枚以上
内観写真店内の雰囲気・内装3枚以上
商品写真取り扱い商品3枚以上
作業・サービス写真提供しているサービスの様子3枚以上
飲食写真料理・ドリンク(飲食店のみ)3枚以上
共用スペースロビー・ジムなど(ホテル等)各1枚以上
客室写真宿泊施設の客室3枚以上
スタッフ写真スタッフ・スタッフの働く様子3枚以上

すべてのカテゴリが全業種に当てはまるわけではありません。自分のお店に関係するカテゴリに絞って、各3枚を目安にそろえるところから始めましょう。

業種別:何をどう撮ればいいか

飲食店(レストラン・カフェ・居酒屋)

お客さんが「この店に行こう」と決める決め手になるのは、ほぼ間違いなく料理の写真です。

優先して撮るべき写真

  • 看板メニュー・人気料理(できれば1品ずつ個別に)
  • 店内の雰囲気(カウンター・テーブル・個室など)
  • 外観(昼と夜で雰囲気が変わる場合は両方)
  • ランチとディナーで表情が異なる場合、それぞれの写真

料理写真を撮るコツ

  • 自然光か、食器が映える暖かい照明の下で撮る
  • 皿の高さに合わせて斜め45度くらいから撮ると立体感が出る
  • 背景をシンプルにして料理に集中させる

スマートフォンのポートレートモードを使うと、背景がぼけて料理が際立ちやすくなります。

美容室・ヘアサロン

「このサロンの技術レベルはどうか」を、写真で判断しようとするお客さんがほとんどです。

優先して撮るべき写真

  • 施術のビフォーアフター(お客さんの許可を必ず取ること)
  • スタイリスト別の得意なスタイル
  • 清潔感のある店内・シャンプー台・セット面
  • 外観(初めての来店時に迷わないために)

ビフォーアフター写真は説得力が高い一方、掲載には必ずお客さんの同意が必要です。口頭ではなく書面や同意フォームで確認しておくと安心です。

整骨院・接骨院・クリニック

医療・健康系は「安心感」と「清潔感」が写真で伝わるかどうかが重要です。

優先して撮るべき写真

  • 受付・待合室(明るく清潔な印象を意識する)
  • 施術室(プライバシーに配慮した範囲で)
  • スタッフの笑顔の写真
  • 外観・駐車場(駐車場があるなら必須)

施術台や医療器具を前面に出しすぎると、初診の方に威圧感を与える場合があります。「入りやすそう」「清潔そう」という安心感を優先しましょう。

パーソナルジム・フィットネスジム

「どんな設備があるか」「トレーナーはどんな人か」が判断ポイントになります。

優先して撮るべき写真

  • 主要なトレーニング機器(広角で全体、アップで各機器)
  • トレーニングスペースの広さが伝わるショット
  • トレーナーの写真(笑顔・プロフィール的なもの)
  • 更衣室・シャワー室(清潔感の証明に有効)

機器の型番や仕様が写真から読み取れるほど鮮明だと、設備を重視するお客さんに刺さります。

写真を撮るときの共通注意点

業種を問わず、以下の点は全店舗で気をつけてください。

撮影前にやること

  • 不要な荷物・私物を片付ける
  • 照明をつけ、明るさを確認する
  • レンズを拭く(スマートフォンのレンズは意外と汚れている)

撮影中にやること

  • 複数アングルで撮っておく(後で選べるように)
  • 縦横両方で撮っておく(場所によって表示サイズが変わるため)

アップロード前にやること

  • 過度な加工・フィルターは避ける(Googleのガイドライン違反になる場合あり)
  • お客さんの顔が映り込んでいる場合は、必ず同意を取るか、ぼかしを入れる

写真はどれくらいの頻度で更新すればいい?

「古い写真しかない」状態は避けたほうが賢明です。お店が変わっているのに昔の写真のままだと、来店したお客さんの「思っていたのと違う」につながります。

目安として、以下のタイミングで見直しましょう。

  • 季節の変わり目(メニューや内装が変わるなら)
  • リニューアル・模様替え後(速やかに更新する)
  • スタッフが変わったとき(スタッフ写真を差し替える)
  • 最後の更新から6ヶ月以上経ったとき(一度見直す)

写真の更新自体がGoogleマップの順位に影響するとは公式に明記されていません。ただ、常に現状を正確に伝える写真がそろっていることは、お客さんの信頼につながります。

よくある質問

Q1: 写真を何枚載せればいいですか?

Googleの公式ガイドラインでは、外観・内観・商品などの主要カテゴリで「最低3枚以上」が推奨されています(出典)。まずはカテゴリごとに3枚を目標にそろえましょう。「多ければ多いほど良い」というより、「質が高いものをカテゴリごとにそろえる」ことが優先です。

Q2: スマートフォンで撮った写真でも大丈夫ですか?

問題ありません。Googleの推奨解像度(720×720px)は、現行のスマートフォンなら十分に満たせます。大切なのは機材よりも「明るさ」「ピント」「加工のしすぎに注意する」の3点です。

Q3: お客さんが投稿した写真を消すことはできますか?

自分で投稿した写真は削除できます。お客さんが投稿した写真については、Googleのコンテンツポリシーに違反するものはフラグを立てて報告できますが、単に気に入らないという理由では削除できません。

Q4: AIで作った画像をGBPに載せてもいいですか?

Googleのガイドラインでは「過度なAIの使用がなく、現実を表すもの」という条件が明記されています(出典)。AIで生成したお店のイメージ写真は、実際の店舗と異なる場合、ガイドライン違反とみなされる可能性があります。実際の店内・商品を撮影した写真を使いましょう。

Q5: カバー写真を設定したのに、別の写真が表示されるのはなぜですか?

Googleのヘルプにも明記されているとおり、カバー写真の設定は「必ずその写真が一番に表示される」ことを保証するものではありません(出典)。Googleのアルゴリズムが、ユーザーにとって最も参考になると判断した写真を表示します。カバー写真を高品質に保つことが、表示される可能性を高める最善策です。

まとめ

GBPの写真について、おさえておくべきポイントをまとめます。

  • 仕様はGoogleの公式規格に従う(JPG/PNG、10KB〜5MB、推奨720×720px)
  • カテゴリごとに3枚以上がGoogleの推奨
  • 業種によって優先すべき写真が異なる(飲食→料理、サロン→施術例、クリニック→清潔感)
  • 過度な加工・AI生成画像は避ける(ガイドライン違反の可能性あり)
  • 写真枚数がランキングを直接上げるとは公式に明記されていない。目的はお客さんの「行ってみたい」を引き出すこと

写真の整備が終わったら、口コミ管理やGBP投稿などと合わせて取り組むと、プロフィール全体の完成度が上がります。GBPの全体的な使い方はGoogleビジネスプロフィールの使い方|登録から集客までの完全ガイドで詳しく解説しています。また、写真と並んでお客さんの信頼に直結する口コミ対策についてはGoogle口コミへの返信テンプレート|業種別・状況別の例文集も参考にしてみてください。